施工事例

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アスベスト対策

レベル1 石綿含有吹付材

もっとも危険性の高い吹付石綿レベル1
アスベストとセメントを混合した状態で吹き付けられており、固まると綿のような状態になります。 付け材は、アスベストの濃度が非常に高く、綿状のアスベストは、解体時に繊維が飛び散りやすく危険です。石綿含有吹付け材が使用されていたのは昭和30年代~50年初頭までの建築物で、耐火建築物の梁や柱・エレベーター周り・ビルの機械室やボイラー室の天井や壁・立体駐車場や体育館の天井や壁等で耐火用や断熱・吸音のためとして使用されるケースが多く確認されています。

 

隔離養生

アスベスト除去工事中外部に漏洩しないように壁面・床面を専用シートにて密閉養生を行います。

 
 

負圧集塵機・セキュリティールーム設置

負圧集塵装置を稼働させ、作業場内の気圧を周囲より低く保ちアスベストの混ざった空気を外部に漏らさないようにし、さらに作業場場内の空気を入れ替え(1時間/4回)ます。作業行内出入口個所に3室構造(全室→洗浄室→更衣室)のセキュリティーゾーンを設置し出入口からの漏洩を防止する。

 負圧集塵機の設置台数は。作業区画内の大きさに応じて設置します。
 
 

アスベスト除去前立会検査(隔離養生・設備他)

各諸官庁担当課様に隔離養生・設備稼働状態・必要資材など全て万全な状態か立会にて確認をして頂きます。

 
 

アスベスト除去作業

エアレススプレーヤーを使って、アスベストの飛散を抑制するための薬剤を、施工箇所や養生に吹き付け後 スクレーパー・ブラシなどの道具を使って、アスベストを丹念に除去していきます。除去作業中はエアモニタリングを行いアスベストの漏洩を監視します。除去したアスベストは安全に搬出するため、専用袋へ二重で密封し内部には飛散を防止するための薬剤を注入する。
除去完了後、取り残しや清掃不足がないよう確認作業を実施します。確認後施工区画全ての面に飛散防止剤の散布を行う。
 
 
 
 

特別管理産業廃棄物の一時保管・搬出

作業中は廃石綿を他者が誤って触れない様に管理責任者を選定し鍵付きの部屋で搬出迄の間一時保管・管理を行う。
作業完了後委託先へ搬出を行う。
 
 
 
 
 
 

アスベスト対策

レベル2 石綿含有保温材・耐火被覆材・断熱材

レベル2は、配管などに巻き付けてある保温材や断熱材として利用されているのが一般的です。 レベル1よりも飛散のリスクは少ないものですが、アスベストの密度が低く軽いものが多いため、崩れてしまうと大量に飛散する恐れもあります。 ただし、吹付け材のようにこびりついていないため、配管ごと取り外すなどの対処もできるという特徴もあるのです。レベル1同様に工事前の届出が必要で、同様のアスベストの除去作業が必要で、周囲への注意喚起や飛散防止策・作業員の厳重なばく露対策を徹底し作業を行います。

 

アスベスト対策

レベル3 石綿含有成形版・塗膜仕上げ材

レベル1・レベル2に比較し、取り扱いが大きく異なってくるのがレベル3です。 レベル3は、板状などの用意硬く成形された建材が該当します。建築物の屋根材や外壁材・建築物の天井・壁・床などの内装材・ビニール床のタイルなどに多く使用されています。レベル3といってもアスベストであることには変わりなく、飛散は起こります。レベル12に比べれば前室の設置のような厳重な対策は不要、作業員のばく露対策は簡易的になりますが慎重に作業を行います。

 
 
 
 
 
 

ダイオキシン類対策

 除染工事

焼却施設の解体作業を行う場合、作業を開始する前6カ月以内に汚焼却炉や集じん機などの設備内部に残った灰や付 着物、施設周辺土壌などを調査する必要があります。サンプル中のダイオキシン類濃度、重金属等の溶出 量・含有量の調査を行い結果、3ng-TEQ/gを超えるダイオキシ ン類が検出された箇所では追加調査が必要です。汚染サンプリングの調査結果に基づき、解体作業管理区域および使用保護具等の剪定をおこない施工計画書を作成し、労働基準監督署にダイオキシン類対策工事の申請手続きを行います。また厚生労働省、労働基準局化学物質調査課および各都道府県条例を完全遵守した作業計画を作成します。仮設材・シート等で焼却設備を囲い作業場所を密閉状態にして密閉した作業場内から汚染物を外部に漏らさない為に、作業室内部を負圧状態にします。密閉養生内で超高圧洗浄機によりダイオキシンを完全に撤去し、無火気工法によりダイオキシンガスの発生を防止します。安全かつ正確に作業を実施します。

 

解体・改修・土木工事

大型建築物から一般住宅・造成工事・耐震補強工事まで

「より安全に」「 より効率よく」「より低コストで」
大型建築物から一般住宅・造成工事・耐震補強工事まで工事は、綿密な工事計画のもとに、状況の変化に応じた対応もミーティングなどを繰り返し慎重かつ繊細な工事を進めてまいります。
現在の解体工事は効率の良さだけを追求するのではなく、周囲への安全性・環境への配慮も求められます。
また最終的な処理のためにも、工事には明確な基準に従っての廃棄物の区分けも伴います。
当社では、「より安全に」「 より効率よく」「より低コストで」の工事を実現しています。